2013年10月19日土曜日

補助装置及びアップグレードについて

メックには、戦闘を補助する様々な装置やアップグレードを行う事が出来ます。これらを駆使することで、相手により効果的な攻撃を加える事や、場合によってはゲームの流れを変えるほどの効果をチームに提供できます。※現在いくつかの効果は検証中であり、また完全とはいえません。

補助装置やアップグレードは、LOADOUT画面から選択し、装備する事が出来ます。


Anti-Missile System
ミサイル迎撃システム、通称AMSは、ファランクスの様な外見の自衛装置です。自分や味方に飛来してくるミサイルの弾頭を自動で打ち落とす物で、主にLRM対策として装備されます。SRM系にも反応はしますが、弾速が早いせいか効果は殆どありません。右側の武器カテゴリーの中から選べ、メックによって最大2機まで搭載でき、またその場所も決まっています。AMSはOn,Offの設定は出来ず、また弾薬を消費するため、場合によっては無駄に弾薬を消費してしまう事や、相手に自分の居場所を知らせてしまう事もあります。
また、ミサイルには耐久度があり、通常のミサイルは1,Narcビーコンは2となっています。

















Beagle Active Probe
ビーグルアクティブプローブ、通称BAPは、メックのセンサーを強化する補助装置であり、どの様なメックであっても恩恵があります。右側のCONFIGURE EQUIPMENTの中から選び、2スロット開いている場所どこにでも装備できます。BAPには以下の効果があり、各種モジュールと効果が重複します。
・センサーの最大距離を25%延長します。
・ターゲットの情報を集める速度を25%短縮します。
・120M以内のシャットダウンしているメックをターゲットできます。
・150M以内のECM搭載機のECMを無効化します。

















Guardian ECM
ガーディアンECM、通称ECMは、敵メックのセンサーを妨害するジャミング電波を半径180Mに放射する装置です。搭載できるメックは限られてくるものの、その効果は絶大であり、ECMがあるチームとECMがないチームが戦った場合、ECM無いチームが一方的に大きな不利を背負ってしまうほどです。現在ではECMを無効化できる手段が揃ってきた物の、ECMそのものの有効性は全く失われていません。BAPと同様、CONFIGURE EQUIPMENTの中から装備しますが、ECMを搭載できる部位は決まっています。ECMには、非常に多くの効果があり、味方に対して以下の効果があります。

・効果範囲内の味方に対するレーダー補足可能距離を、4分の1まで短縮します。
・効果範囲内の味方に対するミサイルロック時間を倍にします。
・効果範囲内の味方に対するNarc,アルテミスを無効化します。

また、効果範囲内の敵に対しても大きなペナルティを与える事ができます。

・効果範囲内の敵のターゲット情報収集速度を25%遅くします。
・効果範囲内の敵は、情報リンクが切断され、味方とのターゲット共有が出来なくなります。
・効果範囲内の敵は、ミサイルのロックが出来なくなります。
・効果範囲内の敵は、BAPが機能しなくなります。但し、150M以内でBAPはECMを無効化します。
・効果範囲内の敵からのタグは効果を発揮できません。効果範囲外からのタグ照射は効果を発揮します。
・200M-180M以内の敵は、Low Signal Strength という表示と共にミニマップがちらつき見難くなります。

ECMにはカウンターモードがあり、180M以内のECMを1機使用不能にします。この効果は、相手の180M以内にいることで永続します。モードの切り替えはJキーです。

















Cellular Ammunition Storage Equipment
略称C.A.S.E.と呼ばれる誘爆防止装置です。ガウスライフル本体と、ガウスライフル以外の弾薬は、クリティカルヒットを受ける事で誘爆が起こります。誘爆のダメージは積んでいた弾薬によって変わり、弾薬を搭載していた部位とその隣接する部位に大きなダメージを与えます。C.A.S.E.を左右胴部に積む事で、誘爆のダメージが胴体中央に及ぶのを防ぐ事ができる防波堤の役割を果たします。誘爆そのものを防ぐわけではなく、左右の胴体にはダメージが入る為XLエンジンを搭載しているメックには意味がありません。BAPと同様、CONFIGURE EQUIPMENTの中から装備することができます。

















Jump Jets
ジャンプジェット、通称JJはメックを浮き上がらせる浮遊装置です。滞空や飛行はできず、名前の通りジャンプをするようにメックを浮き上がらせます。ジャンプジェットには燃料が必要であり、燃料を使いきるまで上昇や方向転換が可能です。燃料は着地している状態で自動的に回復され、燃料が無くなるということはありません。また、浮き上がるという用法だけではなく、高所から落ちたときに脚部に損傷を受けないように着地する等の使用法もあります。ジャンプジェットが搭載できる機種は限られており、メックの機種によって使えるタイプと重量が異なります。CONFIGURE EQUIPMENTの中にその機種にあった物が表示され、胴部か脚部に装備する事が出来ます。

















Heat Sink
ヒートシンク=放熱器は、メックの放熱量及び最大熱保有量を増加される物です。メックを稼動させるためには、ヒートシンクが最低10器必要です。エンジンには、最大で10器のヒートシンクが内臓されており、250サイズ以上であればエンジンだけで最低量の確保ができます。250以下のエンジンを搭載する場合は、ヒートシンクを必要な分機体に積み込む必要があります。また、大型のエンジンであれば、エンジン内部に余剰スペースがあり、追加のヒートシンクをエンジン内部に搭載する事ができます。
ヒートシンクには、スタンダードとダブルの2種類があります。メックにアップグレードを施す事で、搭載できるヒートシンクの種類を変更できますが、スタンダードとダブルを同時に搭載する事はできません。
ダブルヒートシンクは、エンジン内臓の物はスタンダードの2倍、外付けのものは1.4倍の放熱力と熱保有量があります。
どちらのヒートシンクも、CONFIGURE EQUIPMENTの中から装備することができます。



アップグレード
メックには、いくつかのアップグレードを行うことができます。しかし、アップグレードにはデメリットもあり、単純にアップグレードを行ったからといって使い勝手が良くなるというものではありません。
アップグレードは、LOADOUTの左側メニューの一番左のアイコンからそれぞれ選ぶ事ができます。
















Ferro-Fibrous Armor
フェロ・ファイバーアーマーは、軽量化された装甲板で、1トン当たりの装甲を12%上昇させた物です。装甲の上限を上げるものではなく、最大値までに必要な装甲の量が減る為、結果的にメックを軽量化させる効果があります。フェロ・ファイバーは、14の空きスロットを必要とします。

Endo Steel
エンド・スチールは、軽量化されたメックの擬似骨格で、メックの総重量の5%軽くする事ができます。エンド・スチールは14の空きスロットを必要とします。

Double Heat Sink
ダブルヒートシンクは、通常のヒートシンクと比べて、エンジン内臓のものは2倍、追加のものは1.4倍の放熱力と熱保有量があります。一個あたりの消費スロットは3であるため、頭部や脚部への装備はできません。

Artemis IV Fire Control System
アルテミス火器管制システム、通称アルテミスIVFCSは、LRMとSRMを強化する高度な照準システムです。このアップグレードを施す事で、LRMとSRMは1トンと1スロット多く必要とします。また弾頭もアルテミス専用の物が必要であり、通常の弾頭の2倍のコストがかかります。アップグレードを施した場合、通常のランチャーは選択できず、アルテミスにアップグレードしたもののみしか装備することができません。また、アルテミスの効果を得る為には相手と視線が通っている必要があり、タグと効果は重なりますがNarcとは重ならず、アルテミスの効果が優先されます。
アルテミスの効果は以下の通りです。

・LRMのロック時間が50%短縮されます。
・LRMの誘導性が50%向上します。
・LRMの集弾率が上がり、胴中央により多くのミサイルが命中します。
・SRMの集弾率が上がり、相手の一部位にダメージを与えやすくなります。


AMSは、迎撃できる量は多くありませんが、移動速度が遅いアサルトメックにとって特に有効です。ミディアムメック等であれば、遮蔽物に素早く隠れたほうが確実にミサイルを回避できます。
BAPは、どのメックにとっても効果的なため、重量に余裕があれば採用すると良いでしょう。特に、モジュールスロットが少ないメックや、ミサイルを主武器としたメックであれば積極的に装備する事をお勧めします。
ECMは、装備できるメックこそ少ないですが、チーム全体に大きく貢献できる非常に強力な装備です。装備できるのであれば必ず採用したほうが良いでしょう。
C.A.S.E.は、チーム全体の壁となるアサルトクラスにとって、生存率を上げる重要な装備です。特に、ガウスライフルを装備したメックにとって、大きくリスクを低減させることができます。XLエンジンを装備したメックであれば効果がない為、装備する時には注意が必要です。
ジャンプジェットは、メックの機動力を高め、特に起伏が多い地形で効果を発揮します。最低でも一基は搭載しておくと移動が格段に楽になるでしょう。
HeatSinkはカスタマイズの最後に調整として装備する量を決めると良いでしょう。放熱力が高ければ高いほど総合的な火力は向上します。

フェロ・ファイバーは、ライトメックと一部のミディアムメック以外には恩恵が無いのが現状です。軽量化の効果はエンドスチールよりも低く、14スロットを占有してしまうリスクのほうが大きい為です。
エンド・スチールは、全てのメックにとって効果的なアップグレードです。しかし、XLエンジンを積んだアサルトメックなどにとっては、14スロットが邪魔になる事があります。最後の調整段階でアップグレードするかどうかを決めると良いでしょう。
ダブルヒートシンクも同様に、全てのメックにとって効果的なアップグレードです。250以上のサイズのエンジンを積むのであれば、単純にリスク無しで10トン分のヒートシンクを得られる効果があります。
アルテミスIVFCSは、ミサイルで相手を素早く破壊したい場合には重要なアップグレードです。牽制や行動を妨害するためのみであればアップグレードしないという手もあります。自分のスタイルによって選択する必要がありますが、ミサイルの総合火力を大きく高めてくれる優秀なアップグレードです。

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